鈴木大地スポーツ庁長官、センバツ開幕戦で始球式へ

スポーツ報知
16年、横浜スタジアムで始球式を務めた鈴木長官

 第90回記念センバツ高校野球大会の開幕戦(23日)の始球式を、スポーツ庁の鈴木大地長官(51)が務める方向で最終調整していることが20日、分かった。開幕前日の22日に発表される予定。

 センバツの始球式は文科相らが務めることが多いが、2008年の80回記念大会は第1回大会優勝校の高松商・松井章悟主将が行った。90回記念大会で人選が注目されてきたが、1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストが、東筑(福岡)―聖光学院(福島)の開幕戦に“登板”することが濃厚になった。

 全国で埋もれたアスリートの原石を探す「タレント発掘事業」はスポーツ庁肝いりのプロジェクト。鈴木長官は身体能力が高い高校球児に注目しており、昨年11月には日本高野連関係者と意見交換している。

 ◆鈴木 大地(すずき・だいち)1967年3月10日、千葉・習志野市生まれ。51歳。市船橋高時代の84年ロサンゼルス五輪の競泳男子100メートル、200メートル背泳ぎ日本代表。順大時代の88年に、ソウル五輪100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した。順大・水泳部監督、日本水泳連盟理事などを経て、2015年、初代スポーツ庁長官に就任した。

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