センバツ出場・静岡高の大石部長が4月1日付で異動 「寂しい」とナイン

スポーツ報知
内野陣に指示を送る静岡・大石部長(右端)

 第90回記念センバツ高校野球大会(23日開幕・甲子園)に出場する静岡高の大石卓哉部長(37)が、母校でもある掛川西高に4月1日付で異動することが20日、県教委から発表された。

 同部長は14年4月に三ケ日高から赴任し、熱い指導で栗林俊輔監督(45)を支え続け、今回がコンビを組んで迎える5回目の甲子園だった。栗林監督は「監督が2人いるみたいなもの。大きな存在でした」と残念がった。

 同日夜に大阪市内の宿舎で異動を聞いたナインは21日、大阪府内の屋内練習場を借りて練習。大石部長は「いつも通り、やるべきことをやってほしい」と選手にエール。毎日のようにノックを受けていた樋口裕紀内野手(2年)は「寂しいです。甲子園で優勝して、いい報告をしたい」と闘志を新たにしていた。

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