【センバツ】試合直前にアクシデントに見舞われた駒大苫小牧

スポーツ報知
5回、マウンドに集まる駒大苫小牧ナイン

◆第90回センバツ高校野球大会第2日 ▽2回戦 静岡(静岡)7-0駒大苫小牧(北海道)(24日・甲子園)

 駒大苫小牧は試合直前からアクシデントに見舞われ、静岡に完封負けを喫した。「7番・一塁」で出場予定だった道原慧(3年)がシートノックの際に、送球を右目に受けて負傷。西宮市内の病院で外傷性前房出血と診断され、右目下を3針縫った。背番号9の道原は先発オーダーに記載されていたが、代わって、背番号18の福岡爽太(2年)が「7番・一塁」で出場した。

 大会規則では、オーダー用紙交換の後、試合開始前の両チーム整列までの間に、先発出場選手が突発事故の発生により、やむを得ず出場不能となった場合、当該選手の打順、守備位置で、控え選手を交代出場させることができる。

 道原は大会本部を通じて「チームに迷惑をかけた。負けたので夏に向けてチーム一丸となって、この負けを返したい」とコメント。患部は骨折していないが、目の奥や表面に血がたまっている状態で、2、3日後に再検査を受ける予定だ。

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