大阪桐蔭・中川主将、史上3校目春連覇達成も「今日から夏の山を登っていきたい」

スポーツ報知
春連覇から一夜明けて記念写真に納まる大阪桐蔭の選手たち

 第90回記念センバツ高校野球大会で史上3校目の春連覇を達成した大阪桐蔭が5日、大阪市内で取材に応じた。

 快挙から一夜明けて、中川卓也主将(3年)は「思うようにいかない展開でも粘り強く、しぶとくやれたのが一番成長できた」と振り返りつつ、「うれしい気持ちはあるんですけど、いつまでも余韻にひたっていてはダメだと思う。今日から夏の山をしっかり登っていきたい」と、史上初の春連覇&春夏連覇に向けて気を引き締めた。

 センバツ史上初の2年連続胴上げ投手となった根尾昂遊撃手(3年)は「夏の大阪大会まで3か月しかないので、いかに力をつけていくか。チーム全体もそうですし、個人的にも結果を残さないといけない」と、さらなる成長を誓った。

 西谷浩一監督(48)は「センバツで優勝できたから、(夏の)大阪(大会)で勝てる保証は何もない。まずは大阪の学校をしっかり倒して挑戦権を得た上で、春夏連覇できるようにしたい」と、足元を見つめた。

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