東海大熊本星翔、大分上野丘、同朋を善行表彰…高野連
スポーツ報知
日本高野連は11日、東海大熊本星翔、大分上野丘、同朋(愛知)の部員を善行表彰すると発表した。各校には表彰状と記念品が贈られる。
東海大熊本星翔は、2月23日午後4時頃、2年生部員4人と1年生部員2人が練習を終えて帰宅していた際、グラウンド近くの会社事務所から出火しているのを発見した。会社事務所には従業員1人がいたが、混乱状態だったため、部員らは事務所に置いてあった消火器を借りて水道タンクのホースをつなぐなどし、消火活動を行い鎮火した。
大分上野丘は、3月10日午後3時45分頃、1年生部員3人が野球部部室に用具を片づけに向かった際、荷物を持って階段を下りていく不審な男を目撃し声をかけた。男が逃走したため、部員は走って追いかけ、通行人と協力して男を取り押さえた。男は運動部の部室棟からジャージーなどを盗み出していた。
同朋は2月17日午後3時頃、2年生部員6人と1年生部員4人が練習をしていた際、主将の2年生部員がグラウンド近くの道路で起こった異変に気付いた。道路では大型トレーラーが故障で立ち往生しており、車道がふさがれ、渋滞が発生し混乱していた。その後、部員たちは警察が到着するまで交通整理にあたり、安全確保につとめた。