公立進学校・大手前、3回戦進出 目標は3季連続の大阪桐蔭戦

スポーツ報知
5回1失点と好投した大手前の林主将

◆春季大阪府大会 ▽2回戦 大手前12―1みどり清朋(6回コールド、14日・花園球場)

 大手前が、みどり清朋に12得点で6回コールド勝ちした。0―1の2回に成田英樹の2点三塁打などで3点を奪って逆転。3回は田代壮佑の2点二塁打、5回は成田の右犠飛などで3点を加えた。6回は成田の2点適時打などで4点を挙げた。投げても林真也主将(いずれも3年)が5回を4安打1失点8奪三振に抑えた。

 5打点の成田は「打撃フォームを修正した成果が出た」と充実感を漂わせた。貴田浩司監督(28)は「先制されたが、すぐに取り返せた。相手のスキを突いて、次の塁を狙っていった。落ち着いた試合運びができた」と選手をたたえた。

 史上3校目のセンバツ連覇を果たした大阪桐蔭と2季続けて大阪大会で対戦している。昨夏は1回戦で1―13の5回コールド負け、昨秋は4回戦で0―10の6回コールド負けだった。「先輩たちの代から『ジャイアント・キリング』を合言葉に、打倒・私学を目標にしてきた」と林が意気込めば、貴田監督も「昨秋は(大阪桐蔭と)3回まで0―0で対等にできた。公立で私学を倒したい。決勝で桐蔭とやりたい」と、大きな目標を掲げた。

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