元巨人・上田武司氏、敦賀気比臨時コーチ就任「子どもたちの夢 甲子園かなえる」

スポーツ報知
上田武司氏

 巨人のV9戦士で、引退後もコーチ、スカウトなど、計44年にわたってチームを支えた上田武司氏(72)が、2015年センバツVなど、春夏14度甲子園出場の敦賀気比(福井)の臨時コーチに就任したことが16日、分かった。「子どもたちの夢をかなえるために、少しでも役に立ちたい」と話した。

 同氏はプロ、アマ双方の研修を経て、2月に学生野球資格回復の認定を受けていた。今月初旬に初指導を行い、今後は1か月に数日ほど、指導のために同校を訪れるという。

 1996年からスカウトを務め、内海(敦賀気比―東京ガス)を担当。同校OBでもある東哲平監督(37)も、担当の社会人チームに在籍していた縁があり、依頼を受けたという。「チーム全体のレベルアップをして、子どもたちの甲子園という夢をかなえるお手伝いをしたい」と今後の抱負を語った。

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