未来富山、公式戦デビューで歴史的1勝!高野連加盟わずか5日 オール1年生が快挙

スポーツ報知
初の公式戦で初勝利を挙げ、スタンドにあいさつする未来富山ナイン

◆春季高校野球富山県大会 ▽1回戦 未来富山7―5砺波(21日、砺波球場)

 今春に新設された通信制の未来富山が、オール1年生13人で初の公式戦に臨み、砺波に7―5で逆転勝ち。創部1か月足らずでいきなり初勝利を挙げた。

 通信制では初めて県高野連に加盟したのが、組み合わせ抽選会が行われた17日。全体練習を始めたのも3月25日で、練習試合も行わずにぶっつけ本番で大会に臨んだ。

 試合は初回に1点を先制されたが、2回に打者11人で5安打5得点の猛攻を見せ、一気に逆転した。

 13人中10人が県外の出身だが、地元富山・高岡市の五位中出身の杉本優雅(ゆうが)が、2番手で5―4の4回から登板。6回6安打1失点の好救援で試合を締めた。

 仲里雄樹監督(32)は「100点満点です。緊張もあり、ミスもあったけど、選手たちは本当に良くやってくれた。3年生が相手だし、点を取られるのは当たり前。『勝ちたいなら10点取りなさい』と送り出したが、杉本もよく投げたし、本当に(打線が)よく打ってくれた」と選手たちをたたえていた。

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