北海、エースで4番・井平5回0封!適時二塁打「ほっとした」

スポーツ報知
5回無失点に抑えた北海・井平

◆春季全道高校野球 札幌地区予選 ▽Aブロック代表決定戦 北海10x―0札幌山の手=5回コールド=(15日・札幌円山)

 釧根地区が開幕し、8地区で20試合が行われた。札幌地区代表決定戦では、北海エースの井平光紀主将(3年)が札幌山の手に5回無失点の好投。10―0で5回コールド勝ちした。

 伝統校の誇りを胸に、北海のサイド右腕・井平が、札幌山の手の前に立ちはだかった。キレのある直球で攻め、5回を4安打無失点。4番打者としても、7点リードの5回2死一、二塁で、試合を決定づける適時二塁打を放ち「ほっとしている」と息を吐いた。

 4年連続夏の甲子園出場を目指す名門だが、昨秋の新チーム初陣では地区3回戦で姿を消した。昨夏の甲子園メンバーで、エースで4番の主将は責任を背負い込んだ。「もっとプレーで(チームを)引っ張らないと」。今春の地区予選で、打っては打率5割、投げてもこの試合で連続無失点を12イニングとし、ナインを先導した。

 3年ぶりの全道進出を決めた。「試合ごとに勝ちたい気持ちが出てきている。V4が目標。夏につながる考えた野球をしたい」と井平。春の経験が、北海をさらに強くさせる。(宮)

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