夏の甲子園、記念イベント発表 全国リレーで始球式を99回実施

スポーツ報知

 日本高野連は16日、大阪市内で定時評議委員会を開き、今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5~21日・甲子園)の記念イベントを発表した。

 〈1〉「100回つなぐ始球式リレー」

 五輪の聖火リレーをイメージし、全国56の地方大会をボールでつなぎ、計99回の始球式を行う。大会の開催期間が全国で重複するため、近畿、関東など全国9つの地区ごとに実施し、1つのボールをつなぐ。各大会で1回~複数回の始球式を行い、最後に甲子園での100回目の始球式でリレーが完成する。

 30日に、第1回大会が開かれた大阪・豊中グラウンド跡地にある「高校野球発祥の地記念公園」で出発式を開催して最初の始球式が行われる。その後、6月下旬から7月下旬にかけて、各地方大会で順次、実施される。

 〈2〉「第1回から連続出場している15校の主将が入場行進」

 1915年の第1回大会から一度も欠かさず大会に参加している15校の主将を招き、開会式の入場行進で代表校の先頭に立って入場行進してもらう。15校の主将がそろって入場行進するのは、1998年の第80回大会以来となる。

 15校は時習館(愛知・愛知四中)、旭丘(愛知・愛知一中)、岐阜(岐阜中)、同志社(京都、同志社中)、山城(京都五中)、西京(京都一商)、市岡(大阪、市岡中)、関西学院(兵庫・関西学院中)、神戸(兵庫・神戸一中)、兵庫(神戸二中)、桐蔭(和歌山中)、鳥取西(鳥取中)、米子東(鳥取・米子中)、松江北(島根・松江中)、大社(島根・杵築中)。

 ほかの記念事業については決定次第、発表される。

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