プロ注目遊撃手、日大三・日置が緊急登板 中学3年以来のマウンドも「やれと言われたら、また投げます」

スポーツ報知
6回1死一塁から、急きょマウンドに上がった、内野手としてプロ注目の日大三・日置

◆高校野球春季関東大会▽決勝 高崎健康福祉大高崎15―10日大三(23日・千葉県野球場)

 日大三のプロ注目遊撃手・日置航主将(3年)が、高校入学後初めてマウンドに上がった。

 2点リードの7回、5点を奪われ、なお1死一塁の場面で緊急登板。今大会は1回戦から登場し、この日で5日連続の試合。エース・中村奎太(3年)ら主力投手を温存したこともあり、上田南シニアに所属していた中学3年夏のジャイアンツカップ以来のマウンドとなった。

 くしくもその時の対戦相手は、高崎健康福祉大高崎の1番・山下航汰(3年)を擁する羽曳野ボーイズだった。3年前の対戦時に左中間に痛打された山下に対し、この日も右前適時打を浴び、「きょうも打たれてしまいました」と照れ笑いを浮かべた。

 久々の登板は2回を投げ、6安打4失点だった。「テンポ良く投げることだけを考えました。監督にやれと言われたら、また投げます」と淡々と振り返った。

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