智弁学園が快勝…エース左腕・伊原が７回無失点

◆春季近畿大会　▽１回戦　智弁学園７―０市尼崎（７回コールド、２６日・明石トーカロ）

　智弁学園が快勝した。エース左腕の伊原陵人（３年）が、７回を３安打６奪三振無失点と好投した。「先頭打者を抑えられたけど、満足できない。序盤は球が上ずった。初回から低めに投げられるようにしたい」と、反省を忘れなかった。

　準決勝は、２０１６年秋季近畿大会準々決勝で４―６と敗れて以来の大阪桐蔭戦だ。小坂将商監督（４０）は「だいぶ成長していると思う。どれだけ向かっていけるか」と、センバツ３回戦で敗退してからの伸びしろを感じているだけに、選手の奮起に期待した。