センバツ連覇の大阪桐蔭、昨秋明治神宮大会王者・日体大に連勝

スポーツ報知
ダブルヘッダー1試合目の7回に今季1号ソロを放った大阪桐蔭・藤原

◆オープン戦 ▽大阪桐蔭10―5日体大 ▽大阪桐蔭10―5日体大(27日・日体大健志台) 

 今春センバツ優勝の大阪桐蔭が、昨秋明治神宮大会王者の日体大(首都大学野球リーグ)とのダブルヘッダーに連勝した。

 1試合目は今秋ドラフト1位候補の藤原恭大外野手(3年)に今季1号ソロが飛び出すなど、リーグ戦登板経験のある投手陣から10得点。

 投げては、26日の近畿大会で登板のなかった左腕の横川凱(3年)が完投勝利を挙げた。

 2試合目は、初回に5番・遊撃で先発出場した根尾昂(3年)の右前適時打で先制。続く山田健太二塁手(3年)が左越えへ3ランを放ち、主導権を握った。エース右腕の柿木蓮(3年)が連投し、粘り強い投球を見せた。

 チームは26日に近畿大会初戦(明石トーカロ)を突破した後、午後2時頃に球場を出発。食事休憩を挟みながら、午後10時半頃に、横浜市内に到着したという。

 日体大の今秋ドラフト1位候補の松本航(4年=明石商)、東妻(あづま)勇輔(4年=智弁和歌山)のW右腕は登板しなかったが、大阪桐蔭打線は全国屈指の破壊力を見せつけた。

 日体大の古城隆利監督も「2試合とも、こてんぱんにやられました。高校生と試合をして、10点取られることはあまりない」と脱帽していた。

野球

×