智弁和歌山、近畿大会圧勝発進!大阪桐蔭との再戦へ指揮官「やらんと、しゃあないでしょう」

スポーツ報知
7回を4安打0封でコールド勝利した智弁和歌山の平田投手

 ◆春季近畿大会 ▽1回戦 智弁和歌山9―0比叡山=7回コールド=(27日・明石トーカロ)

 今春センバツ準優勝の智弁和歌山が、決勝で2―5と敗れた大阪桐蔭との再戦に向けて圧勝発進した。

 今秋ドラフト候補の林晃汰内野手(3年)は4打数無安打に終わったものの、冨田泰生内野手(3年)が3安打2打点、黒川史陽内野手(2年)が1安打3打点と活躍した。プロ注目右腕の平田龍輝(3年)も7回4安打無失点に抑えた。

 近畿大会の決勝で、公式戦5戦全敗の宿敵と対戦する可能性がある。高嶋仁監督(71)は「やらんと、しゃあないでしょう。またやられるかもしらんけど。そう思って選手にハッパをかけている。ことごとくやられとるから『やられついでにもう1回いけや』と。優勝校は覚えているけど、準優勝校は覚えていない」と気合十分だ。

 この日、大阪桐蔭は高嶋監督の母校・日体大と練習試合をした。「やることがせこい!」と、ジョークでライバルをけん制した。

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