弘前工の3番内山&4番阿保、アベック弾で17年ぶり東北導いた

スポーツ報知
アベック弾で東北大会出場を決めた弘前工・内山(左)と阿保

◆春季高校野球 青森県大会 ▽3位決定戦 弘前工6―2青森(27日・八戸長根)

 新たに7校が春季東北大会(30日組み合わせ抽選会、6月7日開幕、青森)出場を決めた。青森は弘前工が6―2で青森との3位決定戦を制し、17年ぶり5度目の東北切符をつかんだ。

 頼れる3、4番のアベック弾で弘前工が17年ぶり5度目の東北大会出場を決めた。

 まずは3番・一塁手の内山功裕(2年)だ。1回2死、内角の直球を振り抜き、「少し詰まったけど、風に乗ってくれた」。高く上がった打球は右翼スタンドに弾む先制アーチとなった。

 続く3回1死一、二塁では内山と4番二塁手の・阿保楓真(あぼ・ふうま、3年・主将)が連続適時打でさらに追加点。そして、トドメは阿保だ。3―1の2点リードで迎えた8回1死、左中間へソロ本塁打をたたき込んだ。主砲の一発に勢いづいた打線はさらに2点を加えて6―2で青森を下した。

 地区予選の第3代表決定戦の弘前南戦(8〇3)でも、2人そろって本塁打を放った。この日も仲良く、ともに4打数2安打1本塁打2打点の活躍を見せた。「チームとして冬から毎日ノルマ1000本で振り込んでいる」と阿保。振り込んできた自信と、その打撃力を東北大会でも見せつける。(小林 泰斗)

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