山梨学院、星稜に大敗 星野「甘く入った真っすぐは全て打たれた」夏へ投手陣課題

スポーツ報知
3回6安打2失点と苦戦した星野

◆招待試合 星稜10―0山梨学院=6回コールド=(山梨学院砂田グラウンド)

 7月7日に開幕する「第100回全国高校野球選手権記念山梨大会」で3連覇を目指す山梨学院が9日、同校グラウンドで今春のセンバツで8強の星稜(石川)と招待試合を行った。試合は0―10(6回コールド)と思わぬ大敗で、投手陣は約1か月後に迫った開幕を前に課題を再確認した。

 W左腕が全国レベルの力を思い知らされた。先発の星野健太(3年)は2回無失点も、3回1死二、三塁から連続安打で2失点。4回から登板したエースの垣越建伸(3年)も3回を投げ9安打8失点と悪い流れを変えられなかった。星野は「甘く入った真っすぐは全て打たれた」と悔やんだ。

 開幕まで1か月、立ち止まる暇はない。垣越は「きょうのようにズルズル失点するのが課題。どんな場面でも冷静に投げられるよう、気持ちを整え、星野と2人で夏に向かいたい」。W左腕が大敗を糧に心技体を整え、最後の夏に挑む。(紀)

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