大阪桐蔭、まさかの連敗…センバツV後初の屈辱

スポーツ報知
ベンチから厳しい表情で戦況を見守る大阪桐蔭の西谷監督(右)

 今春センバツで連覇を達成した大阪桐蔭が、中京大中京と愛知産大三河(ともに愛知)との招待試合でまさかの連敗を喫した。

 中京大中京戦はプロ注目の柿木蓮、横川凱(ともに3年)ら3投手が17安打を浴びて12失点。西谷浩一監督(48)によれば、センバツ優勝後は練習試合を含めて初黒星だ。「ダメでしたね。技術不足」と手厳しかった。約45分後の愛知産大三河戦は、センバツでメンバー外だった4投手をテストしたが、「誰も使えないということ」と突き放した。

 今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)は「ダブルヘッダーの2日目でも、ピンピンしているような力をつけたい。力不足が明確になった」と、春夏連覇への教訓にすることを誓った。柿木や横川らの奮起がなければ、投手は根尾頼みになってしまう。(伊井 亮一)

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