東北・中山、9回1失点好投も東北大会準V 我妻監督「大きな経験できた」

2018年6月12日7時0分  スポーツ報知
  • 帽子を飛ばしながら力投する東北・中山

 ◆春季高校野球 東北大会最終日 ▽決勝 聖光学院2x―1東北=延長10回=(11日、青森市営)

 決勝で聖光学院(福島1位)が東北(宮城1位)に、延長10回2―1でサヨナラ勝ち。6年ぶり3度目の優勝とともに、史上13度(6校)目の東北大会秋春連覇を遂げた。

 歓喜に浸る聖光学院を、東北ナインは悔しさを押し殺しながら見つめた。今大会、3点差以内で勝利を続けて決勝にたどり着いたが、相手左腕・高坂の前に、準決勝の八戸学院光星戦で3本塁打を放った杉沢龍遊撃手(3年)が1安打に抑えられるなど、6安打で1得点のみ。延長10回、聖光学院に初めて許した連打でサヨナラ負けし、我妻敏監督(36)は「チャンスに1本が出なかった。悔しさはあるけど、夏に向けて大きな経験はできた」と振り返った。

 チームにとって一番の収穫は、右腕・中山翔太投手(3年)の好投だ。完封した9日の準々決勝・金足農戦(3―0)に続き、決勝でも9回5安打1失点。「思うようなところに(投球が)いくとそうなる」とマウンドで何度も帽子を飛ばし、最速147キロの直球とスライダーなど4種類の変化球を駆使して、聖光打線に対抗した。「最後まで投げられなかったのは、力が足りないということだけど、強気に投げられた」と前を向いた。

 昨年からチームを引っ張ってきた葛岡仁、古川原将真(ともに3年)の左腕の“2枚看板”に加え、右腕の成長は2年ぶりの甲子園を目指すチームにとっても大きな力になる。「日本一になるため、死にものぐるいで練習したい」と中山。悔しさを糧に更なる成長を誓った。(遠藤 洋之)

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