駿台甲府野球部、元巨人の深沢監督が辞任 奥山部長も退任、異例の事態

スポーツ報知
夏の県大会を前に辞任することが明らかになった元巨人投手の駿台甲府・深沢和帆監督(中央、左は同時に辞任する奥山昭隆部長、右は夏の大会の指揮を執る但田邦之コーチ)

 春季県大会4強の駿台甲府野球部監督の元巨人投手・深沢和帆氏(34)が辞任することが16日、分かった。同氏は同校事務職員として勤務していたが、退職する見通し。また、奥山昭隆部長(56)も退任するという異例の事態となった。

 関係者によると、春季県大会終了後に深沢氏と一部の3年生部員との間で指導法をめぐり、見解の相違が起きた。話し合いを重ねたが、深沢氏が辞任を申し出たという。7月7日に開幕する全国選手権山梨大会は但田邦之コーチ(26)が指揮を執る。

 深沢氏は同校OBで、東亜大中退後、2005年の四国アイランドリーグ誕生と同時に香川に入団。最速146キロ左腕として活躍し、06年秋の大学生・社会人ドラフト5巡目で巨人に入団。08年に戦力外となり、香川に復帰。10年に現役を引退し、15年8月、同校監督に就任した。

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