伊豆総合が静岡大会出場辞退　いじめで活動自粛

　静岡県高野連は２２日、伊豆総合が全国高校野球選手権静岡大会の出場を辞退することを発表した。

　同校では４月末に部内でのいじめがあり、現在も活動を自粛中。日本学生野球協会の裁定を待っている状態だったが、学校側が先週末から今週にかけて部員１４人の気持ちを確認したところ、「出たい」という選手が９人に満たなかったという。松井英樹副校長は「裁定を待って、秋の大会で新しいスタートを切れれば」と話した。

　伊豆総合は修善寺工と大仁の統合で２０１０年４月に創立。昨夏は１回戦で浜松市立に５―８で敗れている。今夏の大会出場校は、昨年から１校減の１１１となる。