ヤンキース・田中「なんとしても初戦取る」…ALCS第1戦先発に気合

2017年10月14日7時0分  スポーツ報知
  • 記者会見で意気込みを語るヤンキース・田中(ロイター)

 ヤンキースは12日(日本時間13日)、アストロズと対戦するア・リーグ優勝決定シリーズ(CS)の第1戦(13日=日本時間14日)の先発投手に田中将大(28)を指名した。ア軍の先発は2年前、ワイルドカードゲームで敗れた左腕カイケルだけに、リベンジのマウンドとなる。またナ・リーグはカブスがナショナルズを振り切り、2年連続でドジャースとのCS対決が決定。CSに、人口の多い全米4大都市のチームがそろって出場するのは、史上初めてだ。

 インディアンスとの死闘を制したヤンキースのリーグ優勝決定シリーズ初戦を、田中が務めることになった。ジラルディ監督は「彼の球速に注目し、緩急があること、スライダーとスプリットのキレ、この2つが決め手になった。本拠地での第3戦まで待つより、彼(をマウンドに送ること)に自信を感じている」と語った。

 第1戦に投げれば第5戦、第7戦の登板が可能。完全復活した田中を筆頭に、セベリーノ、サバシア、グレイの順でローテを組み替えた。

 田中も「第1戦を任せてもらえたことは意味がある。シリーズの初戦、何としても取りたい。自分のいい球を数多く投げることが大事だと思う」と気合十分だ。

 開幕投手に指名されながら、不振に苦しんだ今季。象徴的な試合は4発を浴び8失点、1回2/3でKOされた5月14日のアストロズ戦だ。このカードは過去4試合で0勝2敗、防御率10・38。しかし、「(相性の悪さはインディアンスとの)前回登板でも言われたこと。関係ない」と言い切った。

 地区シリーズ第3戦での7回無失点の快投で、それまでの不振を一気に払拭。「苦しいレギュラーシーズンを送ってきた。それがあるから今がある。あの時の自分とは違う」と悔しさを糧にエースへと返り咲いた。

 ブルペン投球練習なしで迎える中4日のマウンド。平地で捕手を座らせてキャッチボールを行い、ダッシュなどで最終調整した。2年前のワイルドカードゲームで敗れたのもこのカード。くしくも相手先発はあの日と同じカイケルだ。因縁の相手にリベンジし、夢のワールドシリーズへ第一歩を踏み出す。(一村 順子)

 ◆第1戦先発は日本人4人目 PSに先発した日本人投手はのべ25人。ワイルドカードゲームを除く、各シリーズ第1戦に抜てきされたのは99年メッツの吉井理人、08年Rソックスの松坂大輔、昨年のドジャース・前田健太の3人。吉井はDSが敗戦投手、CSは勝敗つかず。松坂はCSで勝利投手。前田はCSで勝敗つかずだったが、田中はどうか?

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