大谷代理人がMLB30球団に質問状 育成法、起用法を聞く

2017年11月27日6時0分  スポーツ報知
  • 大谷代理人の質問状
  • ファンに笑顔で握手をする大谷

 ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す日本ハム・大谷翔平投手(23)の代理人を務めるネズ・バレロ氏(54)が大リーグ全30球団へ異例の“質問状”を送った。25日(日本時間26日)にAP通信など米複数メディアが報じた。大谷が入団した場合の適合性や利点などを書面で説明するように要請したという。同システムの新協定が発効となる12月を前に、早くも争奪戦のゴングが鳴った。

 全世界が注目する大谷のメジャー挑戦が大きく動き出した。米複数メディアによると、バレロ氏が24日に大リーグ機構(MLB)を通じて全30球団へ「大谷がどうチームにフィットし、どうチームを魅力的にするか」について、書面で説明するよう要請。投打の評価や入団した場合の起用法はもちろん、球団施設、本拠地の生活環境などの説明を英語と日本語で求めたという。

 期限は日本ハムによるポスティング申請が行われる12月1日(日本時間2日)。契約条件は含まないように通達し、「できるだけ早い回答」を求めているという。

 日本野球機構(NPB)とMLB、大リーグ選手会によるポスティングシステムの新協定が21日(同22日)に合意に達し、1日のMLBオーナー会議での承認を経て発効となる。移籍市場で他の選手に影響を及ぼすほどの最大級の評価を受ける大谷については、1日の日本ハムによるポスティング申請を待たずに、文書で設備や生活環境などをアピールする「プレゼンテーション」が可能となっていた。

 ポスティング移籍の交渉期間も大谷に限り、本来30日間のところを21日間に短縮された。12月23日までに新たな所属球団が決まることとなっている。12月中旬には球団幹部や関係者が一堂に会するウィンターミーティングが控えているとはいえ、移籍先決断までの時間は決して長くない。刻々と時間が迫る中、バレロ氏がいち早く動いた形だ。

 全30球団が大谷獲得へ興味を示しているとされ、今回の“質問状”は獲得を目指す球団のふるい落としと言える。大谷サイドから出された“最初の宿題”。パーフェクトな回答を出し、23歳のハートを射止める球団は現れるのか注目だ。

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