パイレーツ・マカチェン、ジャイアンツへトレード　球宴５度選出、１３年ＭＶＰの万能外野手

　パイレーツのアンドリュー・マカチェン外野手（３１）がジャイアンツへトレード移籍することが決まった。パイレーツには若手有望株のカイル・クリック投手（２５）、ブライアン・レイノルズ外野手（２２）が移り、５０万ドルのインターナショナル・ボーナスプール枠を獲得した。

　マカチェンは０９年にメジャーデビュー。１１年から５年連続でオールスターに選出され、１３年にはナ・リーグＭＶＰを受賞している。メジャー通算９年間で打率２割９分１厘、２０３本塁打、７２５打点、１７１盗塁を記録している。

　ジャイアンツは昨年１２月にオールスター３度選出のエバン・ロンゴリア内野手を獲得。昨季ナ・リーグ西地区最下位からの巻き返しに必死だ。一方、ナ・リーグ中地区４位だったパイレーツは先発右腕、ゲリット・コール投手をアストロズへトレードしたばかり。投打の軸を放出し、抜本的なチーム再建を図っている。