ドジャース・前田、キャンプイン 課題はチェンジアップ向上 エンゼルス・大谷とは「投げ合った方が。当てたくない」

スポーツ報知

 ドジャースの前田健太(29)が14日、バッテリー組のキャンプ初日を迎え、メジャー3年目のシーズンをスタートさせた。終始リラックスした表情でキャッチボールや守備練習を行った前田は「久しぶりに会う選手もいたし楽しく過ごせた。まだまだ先は長い。気持ちは徐々に高まってくる」と3年目の余裕を漂わせた。

 昨春のキャンプではカットボールの習得に力を注いだが、今年はチェンジアップの精度向上に注力する予定。「握りを変えるのを試そうかなと思う。せっかくのオープン戦なんでいろいろ試したい」と向上心を失うことはなかった。

 チームには昨季29年ぶりのリーグ優勝を果たした主力選手のほとんどが残留。今季もポストシーズン進出を期待されるチームで先発ローテーションの一角を担う右腕は、「チームワークがすごくいい。みんなワールドシリーズに勝ちたいっていう気持ちだと思う」と、あと1勝で逃した世界一への強い思いを口にした。

 同じロサンゼルスに本拠を置くエンゼルスには今年から大谷翔平(23)が移籍。交流戦で対戦する可能性もあり、「すごく楽しみ。せっかくなら投げ合えた方がいい。(大谷が)バッターだと気を使う。当てたりしたくないから」。いたずらっぽい笑みを浮かべながら、6歳年下の後輩との対戦を待ち望んだ。

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