スタントンとジャッジが打撃練習競演 野手合流しヤンキース本格キャンプスタート

スポーツ報知

 野手が合流したヤンキースの本格キャンプが19日(日本時間20日)にスタート。マーリンズからトレード移籍した昨年のナ・リーグMVPジャンカルロ・スタントン外野手(28)と、ア・リーグ新人王のアーロン・ジャッジ外野手(25)が同組で初の打撃練習を行うなど、豪華競演が注目を浴びた。

 2人合わせて111発。昨年の両リーグ本塁打王が揃ってメーン球場に登場。ブーン監督、キャッシュマンGM、バーニー・ウィリアムス臨時コーチらが見守る中、バットで快音を響かせた。向かい風が強く、2人とも逆らわず中堅から右方向に打球を飛ばす傾向が強かったが、スタントンは電光掲示板を超える場外弾など計4本、ジャッジは2本のサク越えを放った。

 ブーン監督は「シーズン通じて、このショーは注目されるだろう」と公式戦も2人同組での打撃練習を継続する意向。「スター選手のルーチンを見るのは、ファンの楽しみの1つだし、打球が描く長い放物線にはセクシーさがある」と表現した。この場合のセクシーは性的な意味でなく、魅惑的な、ワクワクさせるというニュアンスだ。オープン戦でないにもかかわらず、約1000人が打撃練習目当てにスタンドを埋めた。 

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