マエケン、チェンジアップ一球ごとに軌道確認「あとは実戦で打者がどう反応するか」

スポーツ報知

 ドジャースの前田健太投手(29)が19日(日本時間20日)、新しい握りを試しているチェンジアップを入念に確認した。今キャンプ2度目となったブルペン投球で変化球を中心に39球。チェンジアップを投じる際にはスタッフを打席に立たせ、一球一球「どんな動きでした?」と軌道の確認をするなど調整に余念がなかった。

 昨季は左打者に対して被打率2割6分3厘と苦戦したこともあって、チェンジアップの改良を決意。実戦で投げられる状態まで仕上がっており「ある程度いい感覚で投げられている。あとは実戦で打者がどう反応するか」と満足そうに話した。

 この日からは野手組もキャンプに合流。練習前には全体ミーティングも行われ「これから始まるという雰囲気になってきた。ここからが本番かなと思う」。昨季はあと1勝で届かなかった世界一をつかむべく、メジャー3年目を迎えた右腕は気持ちを新たにした。

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