平野がDバックス守護神争いへ…オープン戦初登板前に軽めの調整

スポーツ報知

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(33)は23日(日本時間24日)、オープン戦初登板を翌日に控えキャッチボールや投内連係などで軽めの調整。これまでは同組で練習をすることが多かったマイナー契約の中後悠平投手とは別の組となったが、投手陣と英語でコミュニケーションを図るなどチームに溶け込んでいる様子を見せた。

 新天地でも順調に調整を進める33歳のオールドルーキーに、ブッチャー投手コーチは「練習での態度も素晴らしいし、ユーモアも兼ね備えている」。笑顔を絶やさず練習に取り組む平野の人柄を気に入っている様子。投球に関しても「スプリットは鋭い動きをするし、直球にも切れがある。ブルペンの状態も良さそうだったので、これから打者に投げていってシーズンに向けて準備を整えてくれると思う」と期待した。

 同コーチは、平野が抑え候補の一人であることも認めながらも「役割についてはまだ決めていない」。開幕前までブラッドリー、ボックスバーガーの2人と守護神の座を競わせる方針を示した。オープン戦では中3日前後の間隔で、10試合前後に登板する予定という。

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