Dバックス平野、インディアンスとのオープン戦で1回2安打1失点、1奪三振

スポーツ報知

 Dバックスの平野佳寿投手(33)は24日(日本時間25日)、インディアンスとのオープン戦に4回から4番手として登板。オープン戦初登板は1回2安打1失点、1奪三振という内容だった。

 日本で549試合に登板してきたベテラン右腕も、メジャー移籍後初のオープン戦登板に緊張と高揚感を抑えられなかった。先頭ディアスの初球は、いきなり直球が上ずってバックネットへの大暴投。その後も直球を思う通りに制球できず、カウントを悪くしたところを痛打され「日本とは全然雰囲気が違った。ストレートを制球良く投げないとしんどいと感じた」。2本の二塁打で1点を失い反省の言葉を並べた。

 昨春にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、米国での国際大会も経験した右腕だが、この日一番の違和感を覚えたのはマウンド上から見た景色。「キャッチャーもベンチも、(球場の)全員が日本人じゃないのが初めての感覚だった」。投球とは違う部分で感じたメジャーの“試練”に苦笑いを浮かべた。 

 投球練習でも抜群の制球を見せていた平野にとってオープン戦初登板はほろ苦いものとなったが、ロブロ監督は「ボールもマウンドも違うし、まだ最初の登板」と意に介さず。平野自身も「こっちの雰囲気に溶け込むことが大事。早く慣れていかないと」とルーキーらしく初登板で感じた課題を口にした。

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