大谷、“弱点”の直球攻めで無安打「オープン戦は数字より内容が大事」

スポーツ報知

◆オープン戦 エンゼルス4―3レッズ(12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が12日、本拠地で行われたレッズ戦で「7番・指名打者」で先発出場。4打数無安打に終わり、オープン戦は打率1割1分1厘となった。

 これでもか、とばかりに“弱点”を攻められた。大谷は2度のノーヒッターの経験を持つ右腕、H・ベイリーから「遅めの球より速球で攻める方がいい」と直球の内角攻めに遭い、2回先頭、4回先頭とバットをへし折られての遊ゴロに倒れた。外国人独特の投法に苦戦している大谷は「テイクバックから振りにいく段階で少し遅れている。(球のインパクトまでの)入り方の違い」と分析した。

 6回無死一塁は左飛、8回1死は見逃し三振に倒れた。思うような結果は出ていないが、「オープン戦は数字より内容が大事。(打法など)どうしても変えなきゃいけないところが出てくるのかもしれない。その時にどうするかを準備できれば」と気持ちを切り替えた。(小谷 真弥)

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