ダイヤモンドバックス・平野、また2戦連続本塁打浴びる

スポーツ報知

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)は14日(日本時間15日)、レッズとのオープン戦に7回から登板。2戦連続本塁打を浴びて1回を1安打1失点、1奪三振だった。

 平野がメジャーの洗礼を浴びた。7回からマウンドに上がると簡単に2死を奪ったが、8番バーンハートに右中間席へと運ばれた。「低めをああいうふうに打つバッターもいるっていうことがわかった」。決して失投ではなかったが、真ん中低めへ投じた初球を完璧に捉えられた。マウンド上で首をかしげた右腕は「簡単にスタンドまで持っていくパワーがある。もったいない球だった」とメジャーのパワーを改めて痛感した様子だった。

 ただ調整のバロメーターとする直球は最速150キロを計測。三振を奪ったペニントンには140キロ台後半の真っすぐで追い込むと、最後は鋭く落ちるフォークでバットに空を切らせた。「うまいこと投げられたので、次回も型にはめていければ」。オリックス時代から得意とする組み立てで思い通りの結果を残し、大きくうなずいた。

 前日はキャンプインして2度目の休養日。車で約2時間ほどの距離にあるパワースポットで有名なセドナを家族で観光に訪れた。パワーをもらったかとの問いには「(本塁打を)打たれたので」と、2戦連続被弾を許したこともあって自虐的な笑いを浮かべたが「腕は振れてきたなっていう感じはある」と自らの調整には確かな手応えを口にした。

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