マエケン、6回途中1失点開幕へ万全 “新球”に手応え「自信になった」

スポーツ報知

◆オープン戦 ドジャース8―2アスレチックス(20日・メサ)

 ドジャースの前田健太投手(29)が20日(日本時間21日)、アスレチックスとのオープン戦に先発。5回0/3を投げて3安打1失点、3奪三振の内容で2勝目を挙げた。

 緩急自在の投球で前田がアスレチックス打線を手玉に取った。初回こそ三塁打と自らのボークで失点し「ボールを回してたら、落ちちゃった」と苦笑したが、2回以降は安定した制球で打たせて取る投球を披露。「ストライクをどんどん投げて、打ってもらおうと考えてた」と言葉どおりの投球で3回から5回まで打者9人を完璧に抑えた。

 この日も改良しているチェンジアップの切れは抜群。5回には7番チャプマンから空振り三振を奪い「すごく良かった。だいぶ自信になった」。“新球”への確かな手応えを口にした。

 6回途中でマウンドを降りる際には、客席から大きな拍手も送られた右腕は「球数も投げることができて、意味のある登板になった。開幕前にしっかりした投球ができて安心できる。8割方(準備は)整っている」。9日後に迫った開幕に向けて万全をアピールした。

 オープン戦最終登板となる25日は、アナハイムに場所を移してのエンゼルス戦。大谷が出場するかは微妙なところだが、直接対決にも注目が集まりそうだ。

野球

×