ドジャース前田、順調な仕上がり エンゼルス戦に向け調整

スポーツ報知

 ドジャースの前田健太投手(29)は22日(日本時間23日)、オープン戦最終登板となる25日(同26日)のエンゼルス戦に向けてブルペンで18球の投球練習を行った。大谷が24日に登板するため、投打での直接対決は実現しない見込みとなり「またシーズンで投げ合うのが楽しみ」と話した。

 次戦はキャンプ地から離れ、アナハイムにあるエンゼルスの本拠地で行われる試合。「気候も変わって投げる感覚も変わる。最後の調整としていろいろできたら」。今年初のナイターでの登板ということもあり、開幕へ向けた最終調整に抜かりはない。

 メジャー3年目のキャンプも残り2日。ここまでオープン戦4試合に登板して、2勝0敗、防御率2・19と上々の仕上がりを見せる右腕は「内容のいい登板も多かったので、いい時間を過ごせたんじゃないかなと思う」。約1カ月半のキャンプ生活で、こんがりと焼けた顔に充実の表情を浮かべた。

 昨季終盤には救援も経験した。今季再び先発として活躍を期す右腕は「100球以内で力を出し切れるように、マウンドに上がる気持ちを変えていかないといけない」。昨季の悔しい思いを胸に、先発3番手としてチームをけん引する覚悟だ。

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