ヤンキースに“超重量1・2番”コンビ 昨年の両リーグ本塁打王ジャッジ&スタントンが並ぶ

スポーツ報知

 ヤンキースにメジャーでも類をみない“超重量1・2番”コンビが誕生した。この日のレッドソックス戦は、ジャッジがプロ初の1番打者に入り、2番にスタントン。昨年の両リーグ本塁打王が、打順のトップに並ぶ新しい打線がお目見えした。

 「左投手が先発する場合に、いいオプションになる。検討する価値はあるし、キャンプ中に1度やってみたかった。公式戦でも可能性はあると思う」とブーン監督。ア・リーグ2位の・422の出塁率を誇るジャッジに核弾頭役を任せるアイデアを温めていたブーン新監督は、左腕ジョンソンが先発したオープン戦大詰めのレッドソックス戦で、“試運転”した格好だ。

 ジャッジが先頭で左前安打、続くスタントンが四球を選んだ6回は、後続が凡退し、採用即結果を出すことができなかったが、ジャッジは「塁に出るという打席でのアプローチは変わらない。打線にはこだわっていないし、チームのためなら、心を開いてやるだけだ」と、高校以来のリードオフマン役に前向きに取り組んだ。

 29日の開幕戦(対ブルージェイズ)の相手先発は左腕ハップと発表されている。1番候補の左打者ガードナーは昨年5打数0安打に抑えられている背景もあり、指揮官は「開幕オーダーはどうするか。まだ、決めていないよ」と煙に巻いた。(タンパ)

野球

×