米メディア手のひら返し…二刀流懐疑派を黙らせた 大谷は我々の時代のベーブ・ルース

スポーツ報知

◆エンゼルス13―2インディアンス(3日・エンゼルスタジアム)

 投打に不振だったオープン戦では「マイナーで鍛え直せ」などの記事も出ていた米メディアは投打の大活躍に一転して手のひらを返したかのように、賛辞の嵐だった。

 大リーグ公式サイトは名前に引っかけて「ショー・オフ(見せつけた)!」と記事に見出しをつけた。

 地元紙オレンジ・カウンティー・レジスター電子版は1日に投手として先発して白星を挙げ、その2日後にアーチをかけたことに「不可能に思えるチャレンジを可能と感じさせた」と書き出し、春先のキャンプで高まっていた懐疑的な声を「ここ数日で黙らせた」と表現した。

 全国紙USAトゥデーの著名記者もツイッターに「たぶん本当にわれわれの時代のベーブ・ルースだ」と記せば、ボストン・グローブ紙電子版も「ルースを想起させる」との見出しで報道。

 また、ESPNは電子版も「(本塁打を打った後ベンチでの)オータニが純粋に喜んでいる瞬間は美しかった。まるで誕生日に5歳の子供がろうそくの火を消しているようだった」と独特の言い回しでトップ記事を飾っていた。

 ◆米メディアの反応

 「ショータイム…これ以上言うことなし」(チーム公式ツイッター)

 「ショーヘイ・オータニ、エンゼル・スタジアムでの初打席。かっ飛ばした。鳥肌だ」(MLB公式ツイッター)

 「このまま打撃が好調なら、週に2回とは言わず、登板前日や登板日にも打席に立たせるべきでは?と問わざるを得なくなる」(MLBネットワーク番組)

 「心配だらけだったが、最も確実な答えが出た。ゴロの山の後には特大飛球が待っていた」(ロサンゼルス・タイムス紙)

 「アナハイムでショータイムは強烈なスタートを迎えた」(AP通信)

 「ショーヘイ・オータニはあっという間に、昨オフの超目玉FA選手だったかを球界に見せつけた」(USAトゥデー紙)

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