エンゼルス・大谷、8日は欠場も今後の起用法に幅広げる ソーシア監督「色々と検討する」

スポーツ報知

◆エンゼルス13―9アスレチックス(6日・アナハイム)

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督(59)が6日(日本時間7日)、本拠地のアスレチックス戦で6点差逆転勝ちを喜んだ。

 6点を追う2回2死から、8番・大谷翔平が追撃の中越え3号ソロ。日本人選手の3戦連発はヤンキース・松井秀喜が04、07年に記録して以来の2人目の快挙だ。指揮官は「6点リードされたが、ベンチの雰囲気は明るかった。ショウヘイが本塁打を打ってから、勢いに乗り、大きなヒットが出るようになった。みんなあきらめていなかった。ブルペンはみんないい仕事をした」と喜んだ。

 大谷は8日の本拠地・アスレチックス戦で先発登板する予定。驚異的な打力を見せているとあって、指名打者として起用したくなるところだが、「大いに活躍してくれているが、登板に臨むには切り替えが必要だ。回復して、登板に臨む。大谷は明日は出場しない? そうだ。本人と常に話し合い、医療チームも彼とよく話し合っているが、投手への切り替えが必要」と登板を翌日に控えた7日は欠場させる方針。ただ、今後については「シーズン中、登板前日や翌日に打席に立たないわけではない。現時点では日曜日に登板できるよう、慎重にいくことが大事だ」と今後の起用法については含みを持たせた。

 打者では4試合連続で8番スタメンとなった。上位打線での起用について、ソーシア監督は「もちろん色々と検討はするが、まだ開幕から1週間で、ブルペンもフル稼働中だ。落ち着いてくれば、調整することも考える。今の打順では下位のショーヘイ、マーティン(・マルドナド)、バルブエナがよく打っている。相手投手には息をつく間もない打線だ。このまま打ち続ければ、打順が上がる可能性もあるが、今はこのままでいいと思う」と話した。

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