マエケン、高梨沙羅から刺激「勉強になることはお互いにある」

スポーツ報知
前田健太

 ドジャースの前田健太投手(30)は21日(日本時間22日)、次回先発予定となる24日(同25日)のマーリンズ戦に向けてブルペン入りし、18球の投球練習を行った。

 投球の前後にはハニーカット投手コーチと念入りに意見交換を行い「チェンジアップを今年から新しくしたので、もっと自信を持っていい」とアドバイスを受けたという。前回18日のパドレス戦では、そのチェンジアップも鋭いキレを見せて今季2度目の2桁奪三振をマーク。今季4度(1救援を含む)の登板で、9イニングあたりの奪三振率が15・07と驚異の数字を残す右腕は「今はしっかりストライクゾーンで勝負できていると思うので、その辺はプラスに捉えたい」とうなずいた。

 次戦の相手でもあるマーリンズ戦に登板するのは2016年9月11日以来。今オフには主砲のスタントンやイエリチなどが大量に移籍するなど、大きく様変わりしたメンバーとの対戦となるが「はまったら結構点を取っているチーム。イメージは違う。新しい打者もたくさんいるので、しっかり(データを)頭に入れて投げたい」と気を緩めることはなかった。

 試合前には、トレーナーが同じことが縁で球場を訪れたスキージャンプ女子の高梨沙羅と談笑。「競技は違いますけど、世界で活躍している選手。いろいろ話して、勉強になることはお互いにあると思う」と刺激を受けた様子だった。(穐村 賢通信員)

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