大谷、メジャー初4番は「球場に来てから言われた」次戦は24日アストロズ戦先発

スポーツ報知

◆エンゼルス2―4ジャイアンツ(22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地のジャイアンツ戦で「4番・指名打者」でスタメン出場。メジャー初の4番に入った大谷は6回の第3打席で右前打。この日は4打数1安打2三振だった。試合は2―4で敗れた。

 4番起用は「予想していなかった。球場に来てから言われた」という大谷。「たまたま。プホルスの欠場で入った」と言いながらも、ジャイアンツ先発のエース右腕クエトからヒットを放ち、結果を残した。ただ、1、2打席はいずれも空振り三振。「1つ、1つの精度が高い。もうすこし早い段階で1本出てれば良かった」と反省も忘れなかった。

 日本人選手で4番に座るのは新庄剛志、松井秀喜、田口壮、福留孝介に次いで5人目。松井がチーム25試合目、福留が同29試合目、新庄が同110試合目。大谷はチーム22試合目で、“日本人史上最速”のメジャー4番就任となった。4番初試合で安打を放ったのは福留孝介(5打数3安打2打点)以来2人目だ。

 ソーシア監督は24日の敵地アストロズ戦での先発を発表した。前回17日のレッドソックス戦登板では右手中指のマメが悪化。メジャー最短の2回3失点で降板している。

 この日試合前にはブルペンで直球のみ37球を投げ込んだ。大谷は「順調に回復していると思います」と話すと、「昨年のチャンピオンチームなので強いと分かっている。打線もピッチャーも安定している。1人、1人の対策をしていきたい」とアストロズ戦への意欲を口にした。

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