ソーシア監督、投手・大谷に進化期待「シーズンが進むにつれて良くなると言っている」

スポーツ報知
エンゼルス・大谷

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督(59)は24日(日本時間25日)、メジャー自己最速163キロを連発した大谷翔平投手(23)について、「ああいう球速を出せるのは間違いない。ショウヘイ自身も『シーズンが進むにつれ、調子が良くなる』と言っている。もうすでに2試合で好投しており、うれしい話だ。それは努力の賜物で、彼はチームにとって重要な存在だ」と喜んだ。

 大谷は昨季世界一のアストロズ打線に対し、160キロ台の直球を8球投げる圧巻のスピードショーを演じた。6回途中6安打4失点で3勝目はつかめなかったが、指揮官はマウンド上での落ち着きぶりも評価。「彼はまったく動じない。どの相手も強力打線で思い通りの球を投げないといけない。ショウヘイはそれができていた。フィッシャーへの球は真ん中へ入ってしまい、2ラン本塁打にされたが、いい仕事をした。アウトを1つ1つ取るのは楽ではなかったが、ショウヘイが勝つチャンスをくれた」。チームをア・リーグ西地区首位へ導く投球に、ソーシア監督は上機嫌だった。

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