大谷「イメージ通り」の特大5号ソロ 2安打2打点で勝利に貢献

スポーツ報知

◆エンゼルス7―4ツインズ(10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)がホームのツインズ戦に「5番・DH」で先発出場。2点リードの7回2死で迎えた第4打席で、ツインズ4番手・ヒルデンバーガーの初球を中越えに強烈な一発。4月27日以来7試合ぶりの5号ソロでリードを3点に広げた。

 大谷の第1打席は昨季14勝のツインズ先発・ベリオスの151キロの速球の前に空振り三振。キンズラー、アップトンの本塁打で3―0とリードして迎えた3回2死二塁の第2打席は、3球目のチェンジアップを右前に適時二塁打。今季15打点目を挙げた。

 同点に追いつかれた6回。先頭打者として迎えた第3打席は左飛に倒れたが、高々と上がった打球に大きな歓声があがっていた。

 大谷はこの日、4打数2安打2打点の活躍でチームに勝利を呼び込んだ。

 8、9日のロッキーズとの交流戦では代打待機した大谷。9日の同カードの8回には中前打を放ち、メジャー初の代打安打をマークした。

 13日(日本時間14日)の同カードでは、ここまで3勝1敗の投手として、先発登板の予定だ。

 大谷翔平「(二塁打も本塁打も)どちらもいいタイミングで打てた。勝ちにつながってくれてよかった。(単打と思われた打球を二塁打にしたのは)無理じゃないかと思ったが、回っている段階で行けそうだと思った。なんとか返せるようにコンタクトしていった。いい打席だった。(本塁打は)イメージ通り。球もたまたま甘かった。今年一番ではないが、しっかり振り切れていい打球だったと思います」

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