エンゼルス大谷、10年後を見据えている食生活

スポーツ報知

◆エンゼルス5―2レイズ(20日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は20日(日本時間21日)、本拠地のレイズ戦で先発登板し、メジャー移籍後最長の7回2/3で最多110球を投げ6安打2失点、9三振を奪い4勝目(1敗)を挙げた。チームの連敗を5で止める快投で、敵軍からも「まるでバーランダー」とメジャー屈指の投手になぞらえ絶賛を受けた。また、カブスのダルビッシュ有投手(31)は敵地でのレッズ戦で6回1失点。今季8度目の先発登板で初白星をマークし、日米通算150勝を達成した。

 2月1日の成田空港で行われた出発セレモニー。今季からサポート契約を結んだ日本航空が「甘い物が大好きとうかがって」と60センチの特製クレープを用意。「初めて見ました。おいしそうですね」と目を丸くした大谷だが、パクりとかぶりつく場面は訪れず。そのまま機上の人となった。

 渡米後の一人暮らしでも高タンパク低カロリーの食生活。試合後には選手食堂に用意された食べ物を持ち帰る姿を見たことがあるが、それもきっちりカロリー計算しているのだろう。オフには、体作りについてこんなことを言っていた。「今や来年だけじゃなく、5年後、10年後を見てやっている」

 体力の消耗が激しい二刀流。二刀流をこなす中でのこの日の熱投は、“クレープ関係者”も納得の投球となったに違いない。

野球

×