大谷、ヤンキース田中との５年ぶり対決へ武者震い「詰まっているのか、離れているのか。すごい楽しみ」

　エンゼルスの大谷翔平投手（２３）がヤンキース・田中将大投手（２９）と５年ぶりに直接対決する可能性がある２７日（日本時間２８日午前２時５分開始）の敵地・ヤンキース戦へ向け、「（１３年は）僕は高校を卒業して、正直全然プロのレベルではなかった。そこで（田中投手は）トップを走っている投手だった。正直、勝負になってない打席の方が多かった。それが明日、（田中との距離が）詰まっているのか、もっと離れているか分からない。そこはすごい楽しみかなと思っています」と武者震いした。

　両者の直接対決はメジャー初対決で、ＮＰＢ時代の１３年以来５年ぶり。当時はシーズン２４勝０敗だった田中がプロ１年目の大谷を１１打数無安打に抑えている。「僕が日本にいる時の田中さんしか分からないので、全然違うかもしれないですし、それは今夜も映像で見ますけど、また打席で感じるのは違うかなと思うので。いい打席を１打席でも多く出来るように。チームも勝てるように頑張りたいなと思います」と意気込みを語った。

　一方、田中はこの日キャッチボールなどで最終調整した。大谷について、「これだけ結果を残してきているわけですし、ましてやチームの主軸を打っている。当然彼を抑えることが試合の中でもキーの１つになってくると思います」と警戒しつつ、「対戦することになれば、もちろんしっかりと抑えていきたいと思います」と大谷斬りを誓った。