ヤンキース田中、大谷とのメジャー初対決に「もちろんきっちり抑えていきたい」

スポーツ報知

 ヤンキースの田中将大投手(29)は、27日(日本時間28日午前2時5分開始)の本拠地・エンゼルス戦で今季6勝目をかけて先発する。26日(同27日)はキャッチボールなどで最終調整。注目の打者・大谷翔平とのメジャー初対決に向け「いい打者というのは分かっていた。ただ、(マスコミや選手の間でも)この舞台でどれくらい打てるんだろう、ということは皆分からなかった。そういったなかでこれだけ結果を残している。ましてやチームの主軸。当然、彼を抑えることが試合のキーの1つになる。対戦すれば、もちろんきっちり抑えていきたい」と“大谷封じ”を誓った。

 前日はチームは1点リードの8回2死一塁の大谷の打席で守護神・チャプマンを投入。世界最速169キロ左腕は、渾身の全球直球勝負で遊ゴロに仕留めたが、田中にも印象に残った様子。「ここでチャプマンをあげるか、と思いました。それだけ警戒しているということでしょ」。

 日本人投手として、初めて“二刀流”をメジャーの打席に迎える注目の対決。「これだけ注目してもらえるのは、大谷の活躍があるから。注目してもらっているところで、僕も存在感を出せたらいい」。エンゼルスとは過去5試合に登板して、2勝0敗。防御率は1・60と相性は抜群だ。勝てば自身4連勝となる。ヤンキー・スタジアムで主役の座を譲る気はない。

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