エンゼルス大谷、右肘靱帯損傷で故障者リスト入り

スポーツ報知

 エンゼルスは8日(日本時間9日)、大谷翔平投手(23)を右肘内側側副靱帯損傷のため、7日付けで10日間の故障者リスト(DL)に登録したと発表した。

 球団発表によると、症状はグレード2。大谷はチームのミネソタ遠征に同行せず、7日(同8日)にロサンゼルスでメジャー1年目のヤンキース・田中将大投手が受けた多血小板血漿(PRP)治療と幹細胞注射を受けた。3週間後の再検査で今後の治療方針が決まる。

 ヤフー・スポーツでは昨年12月に、大谷がグレード1の損傷のため、幹細胞注射を受けたと伝えていた。

 大谷は6日、本拠地でのロイヤルズ戦に先発登板したが、右手中指にまめができ、4回で降板。今季最少の63球を投げ、4安打1失点で勝敗はつかなかった。

 次回登板は中6日で13日(同14日)、シアトルでのマリナーズ戦が見込まれていたが、少なくも3週間は投球練習を控え、打者としても欠場するため、復帰は早くて7月以降となる模様だ。

 日本ハムからポスティングシステムでエンゼルス入りした大谷は開幕から投打に活躍し、投手として9試合に先発登板し4勝1敗、防御率3・10。打者としても2割8分9厘、6本塁打、20打点をマーク、日本だけでなくメジャーファンの注目を集め、オールスター戦出場も期待されていた。

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