Dバックスの平野、20試合連続無失点のチーム新人記録達成!

スポーツ報知

◆エンゼルス4-7ダイヤモンドバックス(18日・アナハイム)

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)が18日(日本時間19日)、敵地・エンゼルス戦で4点リードの7回1死一塁から2番手で登板。0回2/3を1安打無失点1四球。20試合連続無失点とし、球団の新人最長記録を達成した。

 1番・キンズラーには不運な三塁内野安打。2番・トラウトの打席では、不本意なボークを取られた後に四球を与え、1死満塁のピンチを迎えた。打席には4回に16号ソロを放ったばかりの3番・アップトン。中越えにライナー性の大飛球を打たれたが、中堅・ダイソンがグラブを伸ばしてフェンス最上部でキャッチした。これが犠飛となって先発投手が残した走者が生還したものの、4番・プホルスにはこの日3球しか投げなかったスプリットで右直に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 4人合わせて60本塁打のエンゼルス上位打線を任された右腕は、「ほんと、苦しかったですけど、点差もあったんで、腕振って投げることだけを考えて。ほんと、今日は運がよかったと思います」と胸をなで下ろした。

 本人は球団新記録がかかった登板とは知らず、「試合前に記者さんに言われて、初めて知ったんで。すんげえプレッシャーありました」と苦笑いした。

 前夜にはメジャー自己最多の27球を投げたが、3連敗阻止を託されマウンドへ。チームの平野への信頼感は増すばかりだが、「とりあえず今は言われたことをしっかり、これからも投げ続けるだけ」。そう話す平野の表情には自信がみなぎっていた。

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