ソーシア監督明言 大谷はコルチゾン注射治療行っていない「改めて再検査を待つ」

スポーツ報知

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督は26日(日本時間27日)、遠征先のフェンウェイ・パークで、右肘靭帯損傷でDL入りしている大谷翔平選手について、コルチゾン注射による治療は行っていないと語った。3段階の中の「グレード2」と診断された大谷は、7日に幹細胞注射とPRP治療を受けた。

 復帰に1年以上を要するトミー・ジョン手術(右肘側副じん帯再建手術)に至る前の段階では、ヤンキースの田中将大投手が2014年に受けたPRP治療以外に、コルチゾン注射も知られている。レッドソックスの左腕ポメランツ投手は、昨年10月16日にコルチゾン注射を受け、今春のキャンプ調整は多少遅れたが、4月20日にメジャー復帰、トミー・ジョン手術を回避した例がある。

 今回の遠征に大谷は帯同していないが、ソーシア監督は「メディカルチームからの報告で、コルチゾン注射を受けたとは聞いていない」と、否定。「これまでにも言っているように、木曜日に再検査を受ける」と、改めて28日(同29日)の再検査を踏まえて今後のプランを決める意向を示した。

(ボストン・一村順子通信員)

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