【中日】ドラ1小笠原、驚がくの初ブルペン143キロ!あるぞ開幕ローテ

2016年2月7日6時0分  スポーツ報知

 中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手(18)=東海大相模高=が6日、初めてブルペン投球を行い、2リーグ制ではチーム初の高卒ルーキーの開幕ローテ入りに大きく前進した。左肘の不安もあり、この日がプロ初のプルペン入り。捕手を立たせて「6割の力」で直球のみ軽く30球でも最速143キロをマークした。「まだこんなもんじゃないと自分では思っている。初めてなのでしょうがないと、多少開き直っています」と末恐ろしい言葉を吐いた。

 ベールを脱いだ怪物に、谷繁監督が息をのんだ。「まだ卒業式も済ませてない高校生が投げる球じゃない。(ローテ?)投げられるんであれば、もちろん入ってくると思います」と、左肘さえ万全なら、開幕ローテ入りも間違いないと太鼓判を押した。1952年に石川克彦が開幕7戦目の大洋戦で先発したケースはあるが、2リーグ制以降、開幕2カードまでに高卒新人が先発した例はない。指揮官は、18歳が球団史を塗り替える可能性もあると言いたげだ。

 森ヘッドコーチに至っては「1、2年で左のエースになってくれるんじゃないかな」と大野をさしおいての高評価。ネット裏もヤクルト・伊東昭光編成部次長プロ担当チーフが「松坂、マー君、大谷と遜色ない素材」と平成の球史を彩る大投手と同列に並べた。

 左肘の不安を払拭し、9日からの第3クールでは、捕手を座らせての投球やフリー打撃登板も希望した金の卵。「ここからがスタート。気を引き締めてやりたい」。昨夏の甲子園優勝に続く第2章がいよいよ幕を開けた。(田中 昌宏)

 ◆小笠原の左肘炎症の経過

 ▽昨年8月 夏の甲子園で優勝投手に。大会中に最速の152キロをマーク。同月から9月まで行われたU―18ワールドカップでも登板。

 ▽同年9月 左肘の違和感を訴え、滑膜炎と判明。同月下旬の国体で登板せず。

 ▽同年10月頃 ブルペン投球を再開。12月頃まで母校で投球練習を行う。

 ▽同年同月23日 ドラフト会議で中日が1位指名。

 ▽今年1月 新人合同自主トレ、合同自主トレとも左肘の不安のため、投球練習を行わず。

 ◆小笠原 慎之介(おがさわら・しんのすけ)1997年10月8日、神奈川・藤沢市生まれ。18歳。善行小1年で野球を始め、善行中では湘南クラブボーイズに所属。東海大相模高では1年春からベンチ入り。2年夏、3年夏に甲子園出場し、3年夏は全国優勝。2015年ドラフト1位で中日入り。契約金1億円プラス出来高、年俸1500万円。家族は両親と弟、妹。183センチ、83キロ。左投左打。

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