【阪神】掛布2軍監督、人生初采配で快勝「やっぱり勝つことはうれしいよ」

2016年2月12日6時0分  スポーツ報知

 阪神・掛布雅之2軍監督(60)が11日、人生初采配となったハンファ(韓国)との練習試合に快勝した。「やっぱり勝つことはうれしいよ」と、ナインの凱旋をベンチ前のハイタッチで出迎えた。高知・安芸球場には球団2軍キャンプ史上最多2800人のファンが駆けつけ、背番号31の初陣白星を拍手でたたえた。

 ノビノビ野球で若虎が力を発揮した。朝のミーティングでは「失敗は成功の母だ」と、結果を恐れぬよう選手に声をかけた。試合前には先発・田面が投球練習する一塁側ブルペンに足を運び、両手で頭上に「丸ポーズ」で自信をつけさせた。結果は投手陣が4安打完封。打線も「5点以下なら、今岡(2軍打撃兼野手総合)コーチの罰走だぞ、と言ってたんだけど」と、進塁打禁止のノーサインでも10安打6点の猛攻だった。

 攻撃中は立ち上がり、守備中はドラフト1位の高山=明大=の横に座り、交代の際にはジャンパーを脱いで足早に審判に向かった。スムーズに見えた指揮官デビューだったが、試合後は自らダメ出し。監督とランナーコーチの間では練習用の模擬サインを出しており、タイミングがずれたり伝達ミスがあったことを明かした。「選手交代も難しい。いろいろ話していると、行くのを忘れてしまう。解説者としての経験をプラスしても幅広い野球が見えるとしたら大間違い。ベンチの中に入ると見えない部分がある」と振り返った。

 勝利優先でないのも、2軍監督業の難しさ。「1軍が優勝して、ファームはそのために力尽きての最下位でいい」と、初陣前夜には、ビールグラス片手に明かしていた。ミスタータイガースの新たな挑戦は始まったばかりだ。(島尾 浩一郎)

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