【DeNA】筒香、慢心なき2億円増!記念のポーズも“小道具”もナシ

2016年12月2日12時0分  スポーツ報知
  • 契約更改を終え会見に臨む筒香

 DeNA・筒香嘉智外野手(25)が1日、横浜市内の球団事務所で契約更改に臨み、本紙既報通り、2億円アップの3億円でサインした。入団10年未満での2億円増は球界初。和製大砲の控えめな言動の裏に潜む活躍の背景を片岡泰彦記者が「見た」―。

 これが、本当に2億円も年俸が上がった男の表情なのか。契約更改終了後の記者会見。筒香が笑顔を見せたのは「本当に気持ちよくサインさせていただきました」と話した時くらい。常に厳しい表情で、写真撮影では、カメラマンが用意した巨大判子といった“小道具”を手にすることはもちろん、ポーズを取ることすらも拒んだ。

 今季はいずれも自己最高成績となる打率3割2分2厘、44本塁打、110打点を記録し、本塁打と打点の2冠王を獲得。球団からはレギュラーに定着した14年から3年連続で好成績を残したことを評価されたという。09、10年の村田(現巨人)の2億6000万円を抜いて球団の野手では歴代最高額となった。それでも、自らをたたえる言葉もなければ、来季へ向けた威勢のいい言葉も出てこなかった。

 その姿にこそ、私は来季の活躍を確信した。ブレない心が筒香の最大の強みだからだ。タイトルにも、個人成績にも興味を示さない男は「もっと自分の能力を上げて、チームを優勝させられる4番でありたい」と言った。数字を追わないから数字が付いてくる―とも言えるだろう。

 松井秀喜氏の座右の銘「不動心」に通じるものがある。来季、その松井氏以来となる日本人のシーズン50発を記録しても、私は決して驚かない。

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