【阪神】日本ハム・中田を調査!来オフFAの目玉!金本監督アタック用意

2016年12月26日5時0分  スポーツ報知
  • 13年、球宴に出場した大阪桐蔭OBの(右から)藤浪、西岡と記念撮影する中田
  • 夏の甲子園に出場した大阪桐蔭・中田

 阪神が来オフのフリーエージェント(FA)戦線の目玉として、日本ハム・中田翔内野手(27)の獲得調査を行うことが25日、分かった。順調なら来季中に国内FA権を取得する和製大砲の動向に注視。中田がFA宣言する場合に備え、金本知憲監督(48)とのパイプや、大阪桐蔭高時代に甲子園で活躍した「地の利」を生かして、獲得アタックの用意を進める。

 阪神が2年連続となるFA補強の準備に着手する。今オフ、オリックスからFAで糸井を獲得。次のターゲットに定めたのは中田だ。日本球界を代表する大砲の獲得へ、水面下で調査を進める。

 今季は、ともにリーグ5位の90本塁打、506得点で、4年ぶりのBクラス(4位)。貧打に泣いた金本阪神にとって、中田はのどから手が出るほど欲しい存在だ。本拠地が広い札幌Dにもかかわらず5年連続で20本塁打以上。加えて、3年連続で100打点以上をマーク。今季は打点王も獲得して、日本ハムを日本一に。11月の侍ジャパン強化試合でも日本代表の4番を務めた。その勝負強さは、決定力不足という阪神の悩みを解消してくれる。

 金本監督とは“師弟関係”にある。中田は10年オフ、同じ広島市出身の“鉄人”との合同自主トレを熱望。同市内のトレーニングジム「アスリート」の門をたたいた。肉体改造に成功した中田は翌11年、前年から倍増となる18本塁打をマーク。金本監督との自主トレが飛躍のきっかけになった。中田がタテジマに袖を通すことになれば、日本ハムで背負い、阪神では金本監督がつけている背番号6の譲渡の可能性もありそうだ。

 関西は、中田が大阪桐蔭高で3年間を過ごした地。甲子園も思い出のグラウンドだ。10試合で4本塁打を放ち、全国にその名をとどろかせた。阪神は07年の高校生ドラフト1巡目で中田を指名。4球団競合の抽選で外れた(外れ1位は現ロッテ・高浜)。阪神にとっては11年越しの恋人だ。

 阪神は今オフ、糸井を獲得したが、右の大砲の獲得には失敗した。右打ちの長距離打者を狙ったが、マギー争奪戦で巨人に敗れた。結局、キャンベル=メッツ=を獲得したものの、メジャー通算196試合で7本塁打という中距離タイプ。長打力では、中田がはるかに上回るはずだ。

 今季は原口、高山、北條ら、抜てきした若手が台頭した。ドラフト1位で白鴎大・大山内野手を獲得し、来年ドラフトでは早実高・清宮が1位指名の有力候補。そうした若手と、糸井、中田らが融合すれば、猛虎打線復活の夢が広がる。球団幹部は「どうすれば強くなるかを常に考えている」と話し、今後、タンパリング(事前交渉)に考慮しながら、中田のFA権行使の意思などを、慎重に調査していく。

 ◆中田 翔(なかた・しょう)1989年4月22日、広島市生まれ。27歳。大阪桐蔭高では当時の高校野球記録の通算87本塁打をマークし、甲子園に3度出場。07年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。今季は14年以来2度目の打点王を獲得した。13年WBC、15年プレミア12で日本代表。183センチ、100キロ。右投右打。血液型O。来季年俸は2億8000万円。既婚。

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