【阪神】川藤OB会長、新人に仰天の「酒1升飲まんかい」指令

2017年1月15日6時0分  スポーツ報知
  • 新人たちに「酒を飲まんかい」と指令を出した川藤OB会長

 阪神・川藤幸三OB会長(67)が14日、甲子園室内練習場で行われた新人合同自主トレを視察し、まさかの「酒1升飲まんかい指令」を出した。ドラフト1位の大山悠輔内野手=白鴎大=(22)ら野手ルーキー3人を、浪速の春団治流の激励でタジタジにさせた。

 パイプ椅子に座っていたOB会長に新人らがあいさつに駆け寄ると、仰天の第一声が待っていた。「お前ら、酒は飲めるんか?」。キョトンとする3人に「1升飲めるんか?」とたたみかけた。その圧力に、ドラフト7位の長坂拳弥捕手(22)=東北福祉大=が思わず「1升飲めます」と返事。すると「大山、お前はどや?」。「少しです」とドラ1。「プロに入ったら、酒ぐらい飲めるようになれ!」と、独特のしゃがれ声が室内に響いた。

 傍らの佐野仙好統括スカウト(65)が「何を言ってるんですか、OB会長が」と慌ててストップをかけると、「そんなもん関係あるかい!」。「自分の好きなようにやったらええんや」と締めくくった。

 珍指令の真意は、真面目なだけではプロの荒波を乗り越えられないということだ。たくさん飲み食いして体を大きくしてほしいという思いもある。「これからどう体を大きくしていくかが大事。ワシは大きくなれんかった(174センチ、74キロ)けど、態度だけは大きかった」と自虐的に説明した。

 茨城出身の大山は「すごいオーラのある方。関東にいるときは、あのように接してくれる人はいなかった。これが関西なのかな、と思いました」と目を丸くした。長坂も「1升飲めるように頑張ります。(お酒を飲んで)投手陣との距離を詰められたらと思います」とうなずいた。名物OB会長の洗礼を浴び、猛虎の一員になったことを実感した様子だった。(島尾 浩一郎)

 ◆死に至ることも 公益社団法人「アルコール健康医学協会」のサイトによると、日本酒7合~1升(ビール中瓶7~10本)を飲んだ状態は「泥酔期」で、まともに立てない、意識がはっきりしない、言語がめちゃくちゃになるといった酔いの症状を挙げている。1升を超えると「昏睡(こんすい)期」で、揺り動かしても起きない、大小便が垂れ流しになる、死亡などを挙げて注意を促している。

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